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<英車両暴走>少なくとも10人はねる 警察「重大な事件」

6/19(月) 13:00配信

毎日新聞

 【ロンドン矢野純一】ロンドン北部フィンズベリー・パーク地区にあるモスク(イスラム教の礼拝所)近くで19日午前0時20分(日本時間19日午前8時20分)ごろ、ワゴン車が歩道に乗り上げ、通行人を次々にはねた。ロンドン警視庁によると、少なくとも10人がはねられ、1人が死亡した。また、車を運転していた男がナイフで通行人1人を刺したという情報もある。警視庁は48歳の男を逮捕したと発表し、「重大な事件」として捜査している。テロとの関係については明らかにしていない。

 現在はイスラム暦の断食月「ラマダン」期間中で、英メディアによると、ワゴン車は祈りを終えてモスクを出てきたイスラム教徒の集団に突っ込んだという。ワゴン車には3人が乗っており、2人が現場から逃走したという情報もある。

 また車を運転していた男について、目撃者はウェブニュースのバズフィードに対し「『俺を殺せ、俺を殺せ。すべてのイスラム教徒を殺したい』と叫んでいた」と語った。

 英国では今年、イスラム過激主義の影響を受けたとみられるテロが相次いで発生。3月に英国会議事堂近くに架かる橋の上で、男が車で通行人を次々となぎ倒すなどして計5人が死亡したほか、5月には中部マンチェスターで起きた自爆テロで22人が死亡。今月3日にはロンドン橋周辺で、車の暴走や刃物による襲撃で8人が死亡した。

最終更新:6/19(月) 13:22
毎日新聞