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奈良・桜井市「そうめん条例」成立

6/19(月) 19:30配信

毎日放送

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 そうめんの産地、奈良県桜井市では「そうめんを食べる習慣を広めよう」という一風変わった条例が19日、成立しました。

 桜井市議会で19日、全会一致で可決された「三輪そうめん普及促進条例」。市と生産業者はもちろん、市民までもが三輪そうめん普及に努めることが求められています。夏の定番メニュー、そうめん。どうしてわざわざこの条例をつくったのでしょう。その理由がお中元商戦でにぎわう百貨店でわかりました。

 「そうめんはあまり贈らない。家の近くでも簡単に買えるでしょう?スーパーなんかでね」(客)
 「少人数のところにあんまりたくさんお贈りしても…」

 消費者からは定番商品がゆえの厳しい声。

 「そうめんのギフトとしては厳しい状態。時代の変化で、いままでの通り一遍のありきたりのものを贈るところから、こだわったものに」(阪神梅田本店 福西拓也さん)

 需要が減り続ければそうめん文化が廃れる…条例化にはそうした背景がありました。創業167年、三輪そうめんの老舗「池利」。危機感を感じている生産者側も商品に工夫を凝らそうとしています。たとえばオクラやトマトなどを練りこんだそうめん。鮮やかな見た目にこだわっています。

 「トマト味噌煮込みにゅうめんだとか、ちょっと変わり種の料理の提案など情報発信をさせていただいている」(池利 池田利一社長)

 条例は、来月7日の「七夕・そうめんの日」に施行されます。

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最終更新:6/19(月) 20:13
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