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関電、電気料金値下げへ 原発事故後の大手の値下げは初

6/19(月) 16:42配信

朝日新聞デジタル

 関西電力は19日、電気料金の値下げを8月1日にすると発表した。値下げ幅については、今後詰め、国に届ける。国は値下げ幅を専門会合などで妥当かどうかを見極め、問題がなければ値下げを認める。東京電力福島第一原発事故後、電気料金を値下げするのは大手電力では初めてとなる。

 関電はこれまで、高浜3、4号機の2基が再稼働して営業運転に入った後、減らせる分の燃料費を元手に電気料金を値下げすると明言してきた。先に再稼働した4号機は6月16日に営業運転入り。3号機もすでに再稼働し、7月4日にも営業運転に移る見通しだ。関電は値下げ時期を先に示すことで、利用者離れを食い止めたい考えだ。

 関電は東日本大震災前、発電する電気のうち約4割を原発に頼っていた。しかし福島第一原発事故後、原発が動かせなくなり、代わりに動かす火力発電の燃料費が重荷になった。2013年は平均9・7%、15年に同8・3%、電気料金を値上げした。他の大手電力と比べて料金の水準が高くなり、客離れを招いた。

朝日新聞社