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夢は次々と生まれ=インディ500制覇の佐藤琢磨インタビュー

6/19(月) 17:01配信

時事通信

 5月末に行われた世界三大自動車レースの一つ、インディアナポリス500マイル(インディ500)で日本選手として初優勝を遂げた佐藤琢磨(40)に、挑戦を続ける理由や今後の目標を聞いた。

〔写真特集〕佐藤琢磨、インディ500で初優勝

 -仲間が盛大に祝福。

 アンドレッティ・オートスポーツのチームメートは最高の僚友。互いに勝ちたい意識の中で全ての情報を公開して意見交換し、少しでも良いものを取り入れた。チームワークの勝利だった。

 -まさにアメリカンドリーム。

 できると信じ続け、インディ500に8度目の挑戦で夢がかなった。(夢の実現という)大きなスタンプを押したというか。挑戦し続ける意味を伝えたい。

 -インディカーで戦う唯一の日本選手として。

 現役をやっている間に若い選手に来てほしい。生の体験を伝えて育てたい。ノウハウを伝えながら、次の世代にバトンを渡せたら最高だ。

 -東日本大震災の被災地支援も続けている。

 被災地の子どもたちは僕たちが絶対に理解できないくらい、大きな傷を抱えて生きていく。夢を持つことのサポートができたら何より。

 -運命的な優勝か。

 インディ500を勝つためにF1時代があったとは思わない。僕の夢はF1だった。F1で頂点に立てなかった悔しさは残るが、次のステージでチャレンジするための大きなモチベーションになった。

 -今回は全てがかみ合った。

 30万人以上の大観衆の前で、運も一緒に引き込まないと勝てないレース。(残り1周でクラッシュした)2012年はあと少しで優勝だったが、最終周でトップを目指して走る経験をしないと分からないこともある。チーム体制、ホンダ・エンジン、全てがつながって勝てた。夢のようで、今でも信じられない。

 -今後の夢は。

 勝つと次が見えてきて、もっともっとチャレンジしたくなる。年間王者もそうだし、インディ500連覇とか、次の夢がどんどん出てくる。

最終更新:6/19(月) 17:30
時事通信