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巨人・マギーが仙台に“帰って来たい”もう一つの理由とは

6/19(月) 16:52配信

スポーツ報知

 巨人の交流戦最初のカードとなった5月30日からの楽天戦(コボパーク)で一際張り切っていたのが、マギーだった。13年に楽天で全144試合に出場し、打率2割9分2厘、28本塁打、93打点をマークし、チームの日本一に貢献。14年から大リーグに戻り、4年ぶりの凱旋(がいせん)だった。

【写真】マギーの“仕事の流儀”「ホームランより打点」

 観覧車などが建てられ、天然芝となった球場(コボパーク)を見て「すごいね。きれいになったなあ。日本一になった思い出の場所」としみじみ。松井稼や藤田、則本ら日本一をともに経験した楽天の選手たちとも再会し、野球談議に花を咲かせた。「4年間、どうしていたかとか近況報告をしたんだ。今の楽天は当時は若かった選手が経験を積んで成熟してきた」と懐かしむ場面もあった。

 しかし、試合となれば別もの。「古巣だからといってもプレーボールがかかれば関係ないよ」と真剣勝負を誓っていた。初戦(30日)では5打数2安打と気を吐いた。第1打席では楽天ファンから温かい拍手が送られ「心を動かされた。うれしかった」と試合後は目を赤くし、言葉を詰まらせていた。

 仙台には試合以外でもう一つ“帰って来たい”理由があった。長男・マックくん(10)が先天性の脳障害と闘っていることもあり、メジャー時代から福祉活動に尽力。楽天に在籍していた際にも児童福祉施設や小児医療機関の子供たちを試合に招待し交流を深めた。

 当時出会った少年少女たちを思い返したマギーは「球場や施設で会った子どもたちのことは今でも覚えているよ。今でも元気にしていてほしい。妻(サラさん、35)もその子たちが元気かどうかを気にかけているんだ」と目を細めた。

 マギーは今回はその子どもたちと再会することはできなかったが、「テレビで見ていてくれたり、球場に来ていてくれたらうれしいね」と優しくほほ笑んだ。子どもたちもまた、マギーのことは忘れていないだろう。

(記者コラム・長井 毅)

最終更新:6/19(月) 18:20
スポーツ報知

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