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【巨人】阿部、右膝負傷で登録抹消…復帰は最短で30日のDeNA戦

6/20(火) 6:04配信

スポーツ報知

 巨人・阿部慎之助内野手(38)が19日、出場選手登録を抹消された。18日のロッテ戦(東京D)で2打席連続本塁打を放ったが、第3打席で顔面付近への投球をよけて倒れた際、右膝を負傷していた。2000安打へ残り31本というところでの離脱。巻き返しを図るチームにとっても大きな痛手だが、本人は前半戦中の復帰を希望。23日のリーグ戦再開初戦の中日戦(東京D)をエース・菅野に託し、対中日戦の打率3割7分3厘の陽岱鋼もやる気をみなぎらせるなど、大黒柱不在の事態は全員で乗り切るしかない。

【写真】95年、引退試合で通算382号本塁打を紀藤(左)から放った原

 逆襲への態勢が整い始めた矢先、想定外のアクシデントに見舞われた。阿部が、右膝の故障で今季初めて出場選手登録を抹消された。18日・ロッテ戦の第3打席。顔面付近への球をのけぞりながらよけたが、背面から倒れる際、スパイクが地面に引っかかった。足を前方に抜くことができなかったため、踏み込んでいた右膝に負荷が集中し、ひねったような形になり、そのまま病院へ直行した。一夜明け、診断結果や患部の状態などを総合的に判断した結果、登録抹消になった。

 この試合で阿部は2打席連発で通算383本塁打とし、原辰徳前監督を抜いて球団歴代単独3位に立った。約1か月ぶりのアーチで復調気配を見せ、2000安打へも残り31本とカウントダウン。交流戦期間中に球団ワーストの13連敗を記録したチームも、最後の6連戦は5勝1敗と息を吹き返しつつあった。手痛い離脱となったが、背番号10は気丈だった。

 「もちろん最短の10日で戻ることができればいいけど、とにかく一日でも早く。なんとか前半戦での復帰を目指したい」

 チーム関係者は「(復帰の見通しは)実際に動いてみてから判断することになるのでは」と慎重だ。それでも阿部は、最短30日・DeNA戦(宇都宮)での復帰を視野に入れつつ、遅くとも球宴前の最終戦となる7月12日のヤクルト戦(東京D)までには戦列に戻りたい考え。患部には腫れが残っているというが、早期復帰を目指し、近日中にもリハビリを開始する。

 大黒柱不在の状況は、ナインが一丸となって乗り越える。エースの菅野は今季、週アタマの火曜日、カード初戦固定で勢いをつける役割を担ってきたが、リーグ戦再開となる23日の中日戦(東京D)での先発が濃厚となった。この試合に登板することで、球宴までの前半戦で最大4試合に投げることが可能だ。

 攻撃陣のキーマンである陽も気合をみなぎらせている。セ・リーグチームとは今季初対戦となるが、中日戦は「いいイメージ」と話すように、通算83打数31安打で打率3割7分3厘、3本塁打、11打点。17日のロッテ戦(東京D)で移籍後初アーチを放つなど調子は上向きだが、「まだまだ打ち足りない。もっともっと貢献しないと(巨人に)来た意味がない」と頼もしかった。

 首位の広島には11・5差と大きく離されている。阿部離脱の危機を全員でしのぎ、食らいつけるか。上昇の兆しが見えている今こそ、踏ん張りどころだ。

最終更新:6/20(火) 18:48
スポーツ報知

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