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除染領収書改竄 安藤ハザマを家宅捜索 詐欺罪などで 東京地検特捜部

6/19(月) 13:57配信

産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の除染事業をめぐり、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」(東京)が、改竄領収書に基づき宿泊費を不正に取得していた疑惑で、東京地検特捜部は19日、詐欺などの疑いで、同社本社など関係先の家宅捜索を始めた。

 この疑惑をめぐっては、同社を中心とする共同企業体が福島県いわき市と田村市がそれぞれ発注した除染事業を受注。事業の最終精算が行われた平成26~27年、同社の男性社員が1次下請け会社に指示し、宿泊単価や宿泊人数を改竄した領収書を作成させ、両市に提出した。領収書上の改竄額は8千万円超で、実態とは異なる宿泊費が支払われた疑いが指摘されている。

 この疑惑は7日付の産経新聞が報道。同社は9日に記者会見を開き、領収書の改竄指示や改竄領収書を行政側に提出していたことを認める一方、除染費の不正取得の有無は「調査中」とした。同社は社内調査結果を6月中に公表する予定としている。

 一方、環境省も独自の調査チームを設置し、除染に参加した他のゼネコンなども含めた調査を検討する方針を示している。

最終更新:6/19(月) 13:57
産経新聞