ここから本文です

ハマスタウェーブが自然発生!美しい青い波を見逃すな その発生条件は

6/19(月) 10:00配信

AbemaTIMES

 「おっと、打球はライトスタンドへ一直線!飛び出しました筒香、ホームラン!」こう実況が雄叫びを上げるとき、当然誰もがスタンドに吸い込まれる白球に釘付けになっている。スタンドで観戦していればなおさらだ。この束の間に横浜スタジアム(ハマスタ)でウェーブが起こっていることに気付いているだろうか? インプレ―中のウェーブは禁止だが、打った瞬間にそれとわかるホームランの場合、内野の観客が打球を目で追いながら興奮して立ち上がるため自然に高速ウェーブが発生する。主に左打者を三塁側からとらえたときにはっきりと写るので、バッティングをスロー再生で振り返るときなど内野の観客に注目してみてほしい。

 ただこのウェーブが起きるには条件がある。一塁側スタンドを埋め尽くす横浜DeNAファンがホームラン性の打球を目で追いながら思わず立ち上がるので、ホームに近い方からライト方向へウェーブが起きる。レフト方向への打球は視線がほぼ正面なのでスタンドインと同時に立ち上がり、ウェーブにはならない。つまり、打球の速いライト方向へのホームランが生れるときに起こるのだ。では、どの選手の打席のときに可能性が高くなるのか。

 まずハマスタでホームランが飛び出ることが第一条件だ。昨シーズンのDeNAのホームランは140本でハマスタでは半数の71本を放っている。ホームランバッターが打席に入れば期待がもてるわけだが、ロペスのようにレフト方向のホームランが多い選手の打席では可能性が低いといえる。昨シーズン自己最高の34本を打ち、ハマスタでのホームランは17本を占めるが、そのうちライトスタンドへの打球はたった1本だ。昨年ホームラン王に輝いた筒香嘉智は44本中ハマスタで放ったのが26本。昨年から引っ張るだけでなくレフト方向へのホームランも増え、パワーはもとよりバッティング技術も見せつけた。ハマスタではレフトスタンドに10本、ライトスタンドに16本放り込み、昨年は筒香の後ろで何度も芸術的なウェーブが起こっていた。ホームランを量産する姿を心待ちにしているファンが多いことだろう。

 長打力も兼ね備える左打者、梶谷隆幸にも期待がかかるが昨年18本のホームランのうちハマスタでは6本と、意外にもホームでは少なめだ。レフトスタンドに2本、ライトスタンドに4本を放っているので、梶谷の打席であたりがよければウェーブが起こる可能性は充分にある。ライト方向への長打力を追求していくと、注目したいのが(2017年6月現在)首位打者に躍り出た宮崎敏郎だ。昨年は101試合に出場しホームランは11本。ハマスタでは3本にとどまったが、右打者でありながらライトスタンドに2本とレフトスタンドへのホームランを上回っている。右打ちの職人といわれパンチ力のある宮崎は今シーズン5本のアーチを描き、今もなお絶好調。次のビッグウェーブはいつ起こるのか。期待しながら見守りたい。

最終更新:6/19(月) 10:00
AbemaTIMES

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/26(月) 13:20