ここから本文です

ホークス松田、サンシャイン先制打 空前絶後!?広島・田中が凡フライ見失う 交流戦5人目の4番が2打点

6/19(月) 6:00配信

西日本スポーツ

 ◆広島4-7ソフトバンク(18日・マツダスタジアム)

 初回2死三塁、打席には4年ぶり4番の松田が入った。追い込まれてコンパクトに狙ったが、中村祐の内角直球に詰まり、高々と二塁付近へ飛球を打ち上げる。ところが、落下点に入りかけた遊撃田中が見失い、カープ内野陣の誰も捕れずに先制打(記録は二塁内野安打)。「何でも…ヒットだったんで良かった」

【写真】球団職員の新垣渚さんと再会して喜ぶ川崎

 不本意な打球ながら、文字通り「タイムリー」だったのだ。珍しい午後1時半の試合開始。初回の攻撃は、南中(太陽が真南に位置し、最も高度が高くなる)時刻から1時間半もたっていなかった。この日は、年間で最も南中高度が高くなる夏至の3日前。グラウンドに落ちる選手の影はほぼ真下にあり、上空を垂直に見上げれば、目くらましに遭うこと必至だった。

 安打と分かったのは、凡退を悟り一塁を回ったところ。一、二塁間で挟殺された。「二塁まで行こうと思って…」とバツが悪そうだったが、悪びれずガッツポーズも繰り出した。

 試合前に「損してる」と言いだした。「今ごろ15本ぐらい、いってる感覚なんやけど(実際は11発)」。1本塁打で4月を終え、5月は自己最多タイ8発で巻き返し。それが交流戦に入り、6月はまだ2発だ。確かに大飛球は多く、中には本拠地のフェンス最上部ではね返った当たりもある。通算200号も8日にリーチをかけた後、待ちぼうけ。使いそびれていた運が太陽をも味方につけたか。

 仕切り直して5回2死二塁では亜大の後輩九里から、リードを3点に広げる左前適時打を放った。「勝てば優勝(最高勝率)っていう節目の試合。負けて2位は嫌やった」。マルチ安打は8日以来だった。

 内川、デスパイネの相次ぐ離脱で、4番は柳田、江川を経てこの交流戦だけで5人目だった。「何番でもいい。4番でヒットを打てたのは良かったけど。ウチさんやデスパ、ピッチャーもケガしてる中で、他の選手が頑張った」と、後輩たちの奮起をたたえた。

 チームは試合後のグラウンドで、左翼席に向かってあいさつ。松田は周囲に促されて輪の前へ出ると、音頭をとって「ワンダホー!」をファンと唱和した。「(故障者が)みんな帰ってくる、こっからが勝負やと思ってる」。西日を浴びたナインの影が長く伸びていた。

西日本スポーツ

最終更新:6/19(月) 6:00
西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合7/22(土) 11:10