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「ミニスカートを日本人で初めて履いた」故・野際陽子さんに残る数々の逸話

6/19(月) 15:44配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 6月13日、肺腺がんで亡くなった女優・野際陽子さん(81)。突然の訃報に、芸能界からその死を惜しむ声が寄せられた。

 現在放送中のドラマ「やすらぎの郷」で共演中の石坂浩二は、「撮影の途中で体調を崩され、撮影を早く撮り終え、1日も早く元気になられてお目にかかれると思っていましたが、とても残念で、今は何も言葉になりません。ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 さらに、ドラマ「TRICK」で娘役として長年共演してきた仲間由紀恵は「母娘として14年間ご一緒させていただいた野際さん。最近もドラマで元気にお芝居されていたので、突然の訃報にただただ驚き悲しい気持ちで胸がいっぱいです。残念でなりません」とコメント。

 そして、同じNHK出身で50年以上深い繋がりがあったのが黒柳徹子だ。黒柳は、野際さんの逝去について「野際さん、あなたのいらっしゃらないこの世界は寂しいです。じゃあ今度お会いするまでね。お友達でいてくださってありがとう」と悲しみを語った。

 芸能界の第一線で活躍してきた野際さんには、数々の逸話も残っている。1963年にアナウンサーから女優に転身し、その後パリへ留学した野際さん。当時、パリで流行っていたミニスカートを日本人で初めて履いたのが、野際さんだとも言われている。

 そして、そのミニスカ姿でも話題になったのが、平均視聴率30%、野際さんが歌う主題歌も人気となったドラマ「キイハンター」だ。そこで野際さんは、スタイリッシュなスパイ役を演じた。

 そしてその時、運命の出会いがあった。野際さんが37歳の時、アクションスター・千葉真一と結婚。翌年には、娘・樹里さんを出産。当時では高齢出産で授かった娘を宝物と呼び、愛情を注いだ。

 しかし、「自分が千葉真一の妻である感覚がすごく希薄になってしまって」と58歳の時に離婚。その後は、娘との時間を大切にしていたという。

 娘の真瀬樹里は、「最後は抱きしめる私の腕の中で天国へ旅立ちました。多くの人に愛される、役者としても一人の人間としても偉大な母だったと誇りに思っております。母と母が遺した作品を、どうかこれからも忘れずに愛し続けていけたらと存じます」とコメント。野際さんは、愛する家族に見守られ息を引き取ったという。

 母として、女優として人生を貫いた野際さん。いかに野際さんが大女優だったか、芸能界からの惜しむ声に表れている。阿部寛は、「『TRICK』の山田奈緒子のお母様役でご一緒したのが最後でした。いつも明るく優しい素敵な大人の女優さんでした」と、野際さんの死を偲んだ。

 また、高橋克典は「タフで、理知的で、若さ溢れる素敵野際さんとは、なぜか当然またお会いすることもあるだろうと思っていましたので、信じられない気持ち」とコメント。そして、「冬彦さん」で印象的な佐野史郎は「野際ママ…身体はなくなっても、作品の中ではまだ生きてるよ」と追悼した。

遺作となったテレビ朝日で放送中のドラマ「やすらぎの郷」は、まさに来週から野際さんのシーンがあるという。また、映画「いつまた、君と~何日君再来~」も公開が待機している。

(AbemaNewsチャンネル/AbemaWaveサタデーナイトより)

最終更新:6/19(月) 15:44
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