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<話題>房総沖に「コバルトリッチクラスト」を確認、「宝の山」からの回収に期待

6/19(月) 9:30配信

モーニングスター

 JAMSTEC(海洋研究開発機構)と高知大学、茨城大学、筑波大学の共同研究チームは、今月の初め房総半島の東南東の沖合約350キロメートルに「コバルトリッチクラスト」が存在することを確認したと発表。「コバルトリッチクラスト」とは、海中の山の斜面や頂部にあり、コバルト含有率が高くその他の希少金属なども含む海底鉱物資源のこと。コバルトは足元でリチウム電池向けの材料としてリチウムなどとともに需要が拡大、価格も高値圏で推移していることから、海洋鉱物資源の開発に関心が高まりそうだ。

 JAMSTECなどが進める「次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)」の一環として、房総沖にある拓洋第3海山の北斜面で、レアアースやレアメタルなどの希少金属が多く堆積する「コバルトリッチクラスト」の存在が確認された。今回調査が行われた拓洋第3海山がある水深1500から5500メートル付近では、斜面一帯がすべて厚いコバルトリッチクラストで覆われていたという。これまで「コバルトリッチクラスト」の存在が確認されていた拓洋第5海山は、日本から南東へ約1800キロメートル離れた位置にあった。今回の発見で、EEZ(排他的経済水域)内に「宝の山」の存在が確認されたことで、調査・研究のための距離や時間が大幅に短縮され、解析などが進むことが期待される。

 主な関連銘柄
 海洋掘削 <1606> 、三井海洋 <6269> 、鉱研工業 <6297>
 新日鉄住金 <5401> 、日揮 <1963> 、洋エンジ <6330>
 千代化建 <6366> 、三井造 <7003> 、三菱重工 <7011>
 IHI <7013> など。

(モーニングスター 6月16日配信記事)

チャート

日本海洋掘削1606
2111円、前日比-19円 - 8/18(金) 15:00

チャート

三井海洋開発6269
2273円、前日比+63円 - 8/18(金) 15:00

チャート

鉱研工業6297
660円、前日比-8円 - 8/18(金) 15:00