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「瑞風」を見ようと停車2分の福知山駅に250人

6/19(月) 15:11配信

両丹日日新聞

 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が、17日から運行を始めた。大阪・京都から下関に向かう「山陰下りコース」の列車が初日、乗務員交代のため京都府福知山市の福知山駅に2分間停車。ひと目見ようと鉄道愛好家ら約250人が詰めかけ、写真撮影などをした。市主催の歓迎イベントもあり、伝統の福知山踊りの披露などをし、乗客を喜ばせた。

 瑞風は、山陰と山陽地方を1泊2日や2泊3日で周遊する。沿線の主な観光地に立ち寄るが、JR西日本福知山支社管内では現在、城崎温泉駅のみになっており、福知山駅は停車しても乗務員交代や信号待ちのためで、乗り降りはできない。それでも、豪華寝台列車が定期運行で通るのは初めてで、大きな話題となった。

 運行初日、深緑色にゴールドのラインが入った10両編成(最大定員34人)の列車が午後0時50分ごろ、3番ホームへ滑り込むように入ってきた。支社社員や市職員らが横断幕を掲げ、手旗を振って迎えた。市のイメージキャラクター・ドッコちゃんらも歓迎。このあと、福知山踊振興会の10人が列車に沿って福知山踊りを披露し、車内から写真撮影をする乗客もいた。

 「走るホテル」をコンセプトにした斬新なデザインの列車には、客室だけでなく、食堂車や展望車などもあり、訪れた人たちはその豪華さにびっくり。「わあ、すごい」「でっかい」とあちこちから歓声が上がり、列車と一緒に写真撮影をしたり、窓から列車内を見たりしていた。

 イベントに出席した大橋一夫市長は、鉄道のまち・福知山を瑞風が走る喜びを「車窓からは北近畿で唯一、天守閣を構える福知山城を眺めることもでき、福知山を全国の人たちにPRできればうれしい」と話した。

 デジカメ2台を手に盛んにシャッターを切っていた兵庫県西宮市の学生、新宅慶騎さん(21)は「私鉄を中心に5年ほど前から写真撮影を続けています。たまたま福知山に来たら、瑞風が止まっていました。とても奇抜なデザインですね」と感激していた。

 市では、福知山駅に停車する次回の23日午後3時25分からの3分間も、歓迎イベントを開く予定。一般の人も見学できるが、入場券140円(こどもは半額)がいる。大幅なダイヤの乱れなどがあった場合は、歓迎イベントが中止になることもある。

両丹日日新聞社

最終更新:6/19(月) 15:11
両丹日日新聞