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藻場を守ろう 長大生ダイバーがウニ除去 「磯焼け考えるきっかけに」 長崎・外海地区

6/19(月) 10:32配信

長崎新聞

 魚の産卵場所となる藻場(もば)を守ろうと、長崎大全学スキューバダイビングサークルの学生らが17日、長崎市外海地区の海で、海藻を食害するウニの除去活動に取り組んだ。

 同地区の海では15年ほど前から、ウニや魚が海藻を食べ尽くし磯焼け現象が見られるようになった。地元漁業者の団体は2013年度から補助金を受けて、藻場の保全活動に取り組んでいる。1辺50メートルのコの字形フェンスを海中に設け、その内側を藻場育成の拠点として、集中的にウニの除去をしてきた。ただ船上から海底のウニを突く作業に限られていたため、効果は不十分だった。

 今回は、同地区の藻場保全活動を支援している一般社団法人水産土木建設技術センター(東京)の安藤亘さん(54)が、海に潜ってウニを除去したいと、同サークルに協力を呼びかけ。部長の新垣咲希さん(21)ら女子学生5人が応じた。5人は約1時間にわたって水深4メートルほどの海底でウニを探し、1人当たり100~250個をつぶした。ウニはムラサキウニとガンガゼ。身が入っておらず漁獲の価値はないという。

 5人は「磯焼けについて考えるきっかけになった」「環境保全に協力できてうれしい」などと充実の表情。作業を見守った市みなと漁協外海支所長の林実さん(58)は「海面からは見えない岩の隙間のウニを除去してくれてとても助かる。また来てほしい」と話していた。

長崎新聞社

最終更新:6/19(月) 10:32
長崎新聞

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