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ル・マンで逆転優勝を飾った2号車ポルシェ「失うものはなかった。全リスクを犯し勝利を手に入れた」

6/19(月) 10:45配信

motorsport.com 日本版

 全てのLMP1車両がトラブルに悩まされた今年のル・マン24時間レースで勝利したのは、2号車ポルシェ919Hybridだった。

第85回ル・マン24時間レースリザルト

 ブレンドン・ハートレーとティモ・ベルンハルト、アール・バンバーらが乗る2号車ポルシェはレース序盤、フロントアクスル・モーターのトラブルを抱えた。その時の様子についてバンバーは次のように語った。

「今日のようなシチュエーションでポルシェが勝利できたというのは、ミラクルだ。でもそれも耐久レースならではだね」

「そのトラブルが発生した時、僕がドライブを担当していたのだけど、”バンッ”と異音が起こったんだ。ピットに戻って、チームがトラブルの原因を調査した。そして1時間以内に修繕を終えて、レースに復帰することができたんだ」

「最初の目標はトップ5だった。でも、それが表彰台となり、結局優勝となった」

「僕たちは勝利するまでその様子を見守った。僕たちが無事にゴールできる確証はなくて、最後のその時まで何か異変が起きるのではないかと思っていた。ピットは緊張で張り詰めていたし、誰もが常に全力だった」

「もはや、あのレースはスプリントレースだった。始めにトラブルを喫した僕たちには失うものなんてなかったから、とにかく全てにおいてリスクを犯した。そしてその報酬として勝利を手に入れた」

 またバンバーにとって、これが2度目のル・マン24時間レース勝利になる。またカート時代からの友人であるハートレーとともに勝利したことは、何よりも特別なものになったという。

「信じられないよ。幼少時代からの友人であるブレンドンと勝利できたんだ」

「僕たちは7歳の頃から知り合っていた。それに運転の仕方を教えてくれたのは彼だった!」