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安倍首相の会見は、謝罪から始まった。加計・森友問題や共謀罪などについて、語ったこと、語らなかったこと

6/19(月) 19:57配信

BuzzFeed Japan

安倍晋三総理大臣は6月19日、通常国会の閉会を受け、首相官邸で記者会見を開いた。森友学園をめぐる問題を端に、「共謀罪」をめぐる議論、さらには加計学園の獣医学部設置に関する疑念、そして憲法改正などに注目の集まった今国会。それを振り返る会見はまず、国民への謝罪から始まった。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

「国民に大変申し訳なく感じている」

安倍首相はまず、自らの政権の原点が第二次安倍内閣発足時の「国会で建設的な議論を行い、結果を出していくこと」にあると述べた。そのうえで、今国会の内容をこう反省した。

「建設的議論とは大きくかけ離れた批判の応酬に終始してしまった。政策とは関係ない議論に多くの審議時間が割かれてしまい、国民の皆様に大変申し訳なく感じております」

安倍首相は今国会、憲法改正をめぐり「読売新聞を熟読してほしい」などと述べたり、「印象操作」という言葉などを強い口調で連発したりした場面もあった。

「印象操作のような議論に対し、つい強い口調で反論してしまう。そうした私の姿勢が結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまう。深く反省しております」

さらに野党からは、さまざまな問題に対する説明が足りないのではないか、との指摘が上がっていた。

「何か指摘があればその都度真摯に説明責任を果たしていく。4年前の原点にもう一度立ち返り、建設的な議論を行い、結果を出していく。そうした政治が実現していくよう政権与党としての責任を果たしてまいります」

「国民のみなさまから信頼を得られるようひとつひとつ丁寧に説明する努力を積み重ねていかなければならないという決意を新たにしております」

安倍首相の発言は、支持率下落を受けたものとみられる。

6月18~19日に公表された各社の世論調査では、安倍政権の内閣支持率が大きく下落している。読売新聞で49%と前回調査12ポイント下落。毎日新聞では36%と、前回比10ポイント下落だった。

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最終更新:6/19(月) 19:57
BuzzFeed Japan