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大逆転でル・マン制覇のポルシェ2号車。ハートレー「優勝できたのはメカニックたちのおかげ」

6/19(月) 11:58配信

motorsport.com 日本版

 2017年のル・マン24時間レースは、LMP1クラスのマシンに次々とトラブルが発生。その中で生き残ったのは、ガレージでの修復作業を経てコースに復帰した、ポルシェ2号車とトヨタの8号車のみだった。結果として、修理時間のより短かった2号車が、LMP2クラストップの38号車ジャッキー・チェンDCレーシングに追いつくことができ、逆転で総合優勝を飾った。

【写真】2台だけの、LMP1クラス表彰台。2017年のル・マンは過酷を極めた

 ティモ・ベルンハルトやアール・バンバーと共に、2号車のドライブを担当したブレンドン・ハートレーはル・マン24時間を初制覇。彼は、メカニックの素早い仕事が勝利のために重要な要素だったと語った。

「彼らはマシンをレースに復帰させるために、一生懸命作業した」とハートレーは振り返った。

「もし、もう5分以上修復に時間がかかっていれば、勝つことはできなかっただろう」

 アウディ在籍時代の2010年にもル・マン制覇を経験しているベルンハルトは、早々にレースを約1時間離脱したポルシェ2号車の目標は、絶えず変化していたと述べた。

「今までにないほど残酷で、今までの中でベストレースだったかもしれない」とベルンハルトは語った。

「(マシンにトラブルが発生した)レースが始まって4時間後は良くない状態だったが、メカニックたちはマシンを素早く修復した。本当に早かったよ。最終的に、どのラップも重要だった。総合トップに戻るためには、1秒も無駄にできなかった」

「何が起こるかは、決してわからない。結局、ル・マンのスピリットは全力でレースをすることなんだ。それが、僕らにとって唯一のチャンスだった」

「当初、僕たちはマニュファクチャラーのポイントを獲得することに集中していた。それから、WECのドライバーズランキングのことに集中するようになり、今朝はもう少し多くのことができるとわかったんだ、表彰台を獲得できるだろうと。姉妹車に起きたことは残念だ。僕たちは彼らのことを思っている。だけどそれが、僕たちがプッシュを続けた理由だ」

Charles Bradley