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中嶋一貴「クルマは完璧、スピードもあった。でも、なにかが不足している」/ル・マン24時間レース

6/19(月) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 過酷なル・マン24時間レースが終幕した。LMP1クラス全6車のうち、フィニッシュラインを横切れたのはポルシェとトヨタがそれぞれ1台、たったの計2台だった。

第85回ル・マン24時間レースリザルト

 LMP1クラス全車にトラブルが発生するという、大波乱のレースだったが、優勝したのは2号車ポルシェ。8号車トヨタは、完走したもののクラス2位/総合9位という結果に終わった。

 8号車トヨタは、17日・日没直後にフロントのモーターのトラブルに見舞われたため、緊急ピットイン。フロント・モーターとバッテリーを丸ごと交換する大掛かりな作業を行うこととなった。

 姉妹車たちがピットまで戻ることができずにリタイアする中、修繕し再スタートを切った8号車トヨタ。以降、残り12時間かけて9番手までポジションを回復しチェッカーフラッグを受けた。

 昨年ル・マン24時間レースでは、トップ走行中残り3分というところで信じられないような結末を迎えた中嶋一貴。今年はチェッカーフラッグを受ける8号車トヨタを拍手とともに出迎えた中嶋だったが、その心中にはいかなる想いがあったのだろうか。中嶋は、今年のル・マン24時間レースを次のように振り返った。

「チーム全体にとって、ここル・マンのレースはいつも厳しいレースになります。今年はちょっと言葉になりません」

「クルマは完璧、スピードもあった。でも、なにかが不足しているんです。全力で仕事をしてきて準備も万全。にもかかわらず何かが起こるんです」

「来年はより万全の準備をし、より力強く戦います」