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英のEU離脱交渉、ようやく初会合…行方不透明

6/19(月) 20:21配信

読売新聞

 【ブリュッセル=横堀裕也、森太】英国の欧州連合(EU)離脱に向けた交渉の初会合が19日、ブリュッセルで始まった。

 昨年6月の英国民投票から約1年を経てようやくスタートした交渉の行方は、不透明さを増している。英下院総選挙でメイ政権の与党・保守党が事実上の敗北を喫したことを受け、メイ政権の離脱方針も揺らいでいるためだ。

 初会合に臨んだEUのバルニエ首席交渉官と英国のデービスEU離脱相は19日、記者団の前でそれぞれ声明を発表。バルニエ氏は「今後の優先事項とタイムスケジュールを共有したい」と述べ、デービス氏は「前向きかつ建設的な姿勢で協議に臨みたい」と強調した。

 EU側は、「手切れ金」と称されるEU予算の分担金支払いと、英国に居住するEU出身者(EU市民)の在留・就労資格の保障問題を中心とした離脱協定の協議を交渉の第1段階と位置付けている。初会合では、第1段階の協議が主要議題になるとみられる。

最終更新:6/19(月) 20:52
読売新聞