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メジャーで本塁打が激増!田中将大も歴史的ペースで被弾中…

6/19(月) 21:00配信

ベースボールキング

日本人投手の苦悩

 今季は開幕から日本人メジャーリーガーの苦戦が目立っている。特に投手では、ヤンキースの田中将大が14試合に投げ、5勝7敗、防御率6.34という散々たる数字が並び、すでに“エース失格”の烙印を押されている。

 今季の田中を象徴しているのが被弾の多さだ。76回2/3を投げ、許した本塁打は21本。この数字はメジャー全体で2番目に多い。田中の投球を見ていても、決して甘くない低めの球を軽々とスタンドに放り込まれるシーンが多い。

 今季の田中の被本塁打率(※9イニングあたりの被本塁打数)は2.47。2014~16年の1.14に比べ、2倍以上のペースで一発を許していることになる。これだけ一発が多ければ、6点台の防御率も仕方がないところだ。

 また、田中ほどではないが、ダルビッシュ有(レンジャーズ)の被本塁打率も昨季までのメジャー通算0.91から今季は1.24に増加している。

メジャー全体で本塁打が増加

 実は本塁打(被本塁打)の増加は2人に限ったことではない。2017年のメジャーリーグは過去にないペースでホームランが生まれているのだ。

 メジャー全体での9イニングあたりの本塁打数を見ると、今季は1.27本。これまでの最高はいわゆる“ステロイド時代”真っただ中の2000年に記録された1.18本。今季はその17年前の記録を大きく上回るペースで本塁打が乱発している。

 1990年以降に絞って、投手個人の被本塁打率を調べてみた。ワーストランキングは次の通りだ。

【1990年以降・被本塁打率ワースト6】
1位 2.91 ブロンソン・アローヨ(レッズ/2017年)
2位 2.47 田中将大(ヤンキース/2017年)
3位 2.39 リッキー・ノラスコ(エンゼルス/2017年)
4位 2.27 ジョン・ラッキー(カブス/2017年)
5位 2.25 マイク・ファイアーズ(アストロズ/2017年)
6位 2.20 ホセ・リマ(アストロズ/2000年)
[※規定投球回数以上]

 シーズン半ばとはいえ、なんと上位5名が2017年の選手たち。昨季までのワーストは2000年にホセ・リマが記録した2.20であったが、田中を含む5名がそれを上回るペースで本塁打を許している。

 ワースト1位のアローヨはすでに40歳のベテランで、2015~16年は故障などもあり、メジャー登板がなかったブランク明けの投手。この先、アローヨが規定投球回数に達しない可能性もあるだろう。そうなると、田中が不名誉な歴代ワースト1位に名前を残す可能性すら出てくる。

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