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「ドクター特需」再び金沢に 来月の消化器外科学会、7千人参加見込み

6/19(月) 1:33配信

北國新聞社

 石川県内で北陸新幹線開業3年目も、大規模な全国大会の開催が続いている。7月20~22日には、全国から消化器外科医ら約7千人の参加を見込む第72回日本消化器外科学会総会(北國新聞社特別協力)が金沢市で開催される。国内最大規模の約1万5千人が集まった3月の日本循環器学会学術集会に続き、宿泊施設や飲食店などの「ドクター特需」が期待されている。

 県によると、参加者1千人以上のイベントや全国大会は今年度、昨年と同数の42件を予定し、延べ20万人超の来訪を見込む。日本消化器外科学会総会は、今年度に開かれる全国大会としては、約1万人の参加を見込む来年3月の日本薬学会第138年会に次ぐ大型の大会となる。

 日本消化器外科学会総会の金沢開催は1988(昭和63)年以来で、本部の置かれた金大医学系消化器・腫瘍・再生外科学によると、例年の総会参加者が5千~6千人となっているのに対し、金沢は7千人とやや多い見通し。伏田幸夫准教授は「新幹線で訪れやすくなったことに加え、金沢に観光スポットが多いことも影響しているのかもしれない」と受け止める。

 学会の中でも医療系は参加者1人当たりの消費額が特に多いとされ、金沢コンベンションビューロー(金沢市)の担当者は「宿泊施設や飲食店、土産物店などの恩恵が大きくなりそうだ」と期待した。金沢開催の経済効果が「30億円」と見積もられた日本循環器学会学術集会では、夜の片町に繰り出す参加者も相次いだ。

 日本消化器外科学会総会の主会場となる県立音楽堂が立地する金沢駅周辺では、既に多くのホテルで7月20、21日が満室になっており、白山市内のビジネスホテルの担当者も「学会の影響でシングルは6割~7割が予約で埋まった」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/19(月) 1:33
北國新聞社