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全日病、新会長に中医協委員の猪口氏 - 会長交代は10年ぶり

6/19(月) 14:00配信

医療介護CBニュース

 全日本病院協会(全日病)は17日、東京都内で開いた定時総会と理事会で、任期満了に伴う役員改選を行い、猪口雄二副会長(医療法人財団寿康会理事長)を新会長に選出した。猪口氏は現在、中央社会保険医療協議会(中医協)の委員を務めている。10年間会長を務めた西澤寛俊氏(社会医療法人恵和会理事長)はこれまでの功績が認められ、名誉会長に就任した。【敦賀陽平】

 役員人事が公表された臨時総会であいさつした猪口氏は、来年春に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定に触れ、「私は中医協委員もやっているので、まずそちらの方を第一義的に頑張っていきたい」と語った。

 また、全日病の都道府県支部などの情報を集約する仕組みづくりに取り組む考えを表明し、各都道府県の地域医療構想の現状を把握するための会議を近く開催する意向を示した。

 猪口氏は「会員の多くは民間の中小病院。それぞれの地域によって全く事情は違うが、会員の病院が地域でどれだけ活躍できるか。さまざまなデータを収集して、それを差し上げるとともに、各地からご意見も頂いて、より強い全日病をつくっていきたい」と述べた。

 今回の役員人事では、安藤高朗氏(医療法人社団永生会理事長)や神野正博氏(社会医療法人財団董仙会理事長)ら4人の副会長が留任となり、猪口氏に代わる副会長として、上尾中央医科グループ協議会(埼玉県上尾市)の中村康彦理事長が新たに就任。また、西澤氏は常任理事となった。役員の任期は2年。

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