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弘前から東京「金」へ/金メダル監督、後輩にエール

6/19(月) 10:21配信

Web東奥

 青森県弘前市のはるか夢球場で18日開幕した「第6回東アジアカップ女子ソフトボール大会」。開幕戦の始球式では元代表監督・市職員の斎藤春香さん(47)が打者を務め、思いを込めたスイングで会場を沸かせた。「3年後の東京五輪金メダルのため、弘前から良いスタートを切ってほしい」。大会運営業務に奔走する斎藤さんは、長年ともに戦ってきた代表選手らの活躍に期待を寄せている。
 アトランタ五輪から3大会連続出場し、北京五輪では監督として日本に初の金メダルをもたらした斎藤さんは6年前、故郷の弘前市に戻り、市職員に。今大会は、事前合宿のために日本代表が弘前入りした11日以降、合宿や大会運営の裏方の仕事に追われている。
 多忙の中でも、苦難をともにした選手たちの調子を気に掛ける。北京五輪の主将・山田恵里(33)、エース・上野由岐子(34)両選手は今も代表の投打の柱。「山田選手はチームをまとめる力が増している。上野投手は体が強く、日本選手にいなかった高いレベルの投手。2人が代表をけん引している」と活躍を評する。
 大会の舞台は斎藤さんの名前を冠した「はるか夢球場」。選手の思い入れも強い。代表と所属チームの日立で指導を受けた山田主将は「斎藤さんは自分の成長過程を一番見てくれている人。普段以上に気を引き締めてプレーして全勝優勝を飾り、成長した姿を見てほしい」。上野投手は「北京五輪から年を重ねた。時間がたっても頑張っていると投球で示したい」と意気込む。
 始球式を務めた後の開幕戦で、山田選手は先頭打者本塁打を放ち、上野投手も先発として110キロ台の速球で1回を無失点に抑えた。投打でチームに勢いをもたらした2選手に対し、斎藤さんは「素晴らしい。いいスタートが切れた」と笑顔で語った。

東奥日報社

最終更新:6/19(月) 10:25
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