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ECBが注視するのはインフレ期待と賃金の動向-スメッツ氏

6/19(月) 22:07配信

Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)は緩和的政策の今後について考慮するに当たり、賃金とインフレ期待の動向を注視する。政策委員会メンバーのスメッツ・ベルギー中銀総裁が19日述べた。

同総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ECBはユーロ圏の成長の堅固さについては自信を増しているものの、金融政策の支援なしに物価安定が持続する確固たる兆候は見いだせずにいると語った。

「ECBの予測によればコアインフレ率は上昇していく見込みだが、インフレ期待はかなり低い水準にとどまったままだ。インフレ期待をあらためてしっかりと安定させることが本当に必要だ。これは金融政策のために極めて重要だ」と話した。「賃金上昇を非常に注意して見守るだろう」とも述べた。

ECBの量的緩和(QE)プログラムの将来について、当局者らが年内に心を決めなければならないとの考えも示した。「1月1日に起こることについて通知するのを12月31日まで待つことはしない。従って、今後数カ月にこれについて検討する必要がある」と述べた。

原題:ECB’s Smets Worries About Inflation Expectations on Weak Wages(抜粋)

Alessandro Speciale

最終更新:6/19(月) 22:07
Bloomberg