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北朝鮮から昏睡状態で解放の米国人大学生が死亡

6/20(火) 7:48配信

中央日報日本語版

北朝鮮に17カ月間拘束され、意識不明の状態で送還された米国人オットー・ワームビア氏が19日(現地時間)死亡した。米国に戻ってから6日目のことだ。ワームビア氏の家族はこの日、声明を発表し、「北朝鮮の残酷な拷問と虐待で亡くなった」と北朝鮮を批判した。

この日、ワームビア氏の親のフレッド・ワームビア氏とシンディ・ワームビア氏は「息子が人生の旅程を家で終えたことを知らせるのが私たちの悲しい義務」とし、家族が見守る中でこの日午後2時20分に息を引き取ったことを伝えた。

続いて「息子のためにすべての支援を惜しまなかったシンシナティ大学病院側に謝意を表す」としながらも「不幸にも北朝鮮で受けた苦痛な虐待が今日のこの悲しい結果をもたらすことになった」と明らかにした。また「13日にシンシナティに戻った当時、話をすることも、見ることもできず、言葉に反応することもできなかった」とし「表情も苦悩に充ちた姿だった」と振り返った。

ワームビア氏の親は「しかし家に到着してから一日ほど過ぎると表情が変わり始めた。自分が家に戻ったことを感じることができたはず」とし「世界のあちこちで息子と私たちの家族のために祈っていた多くの方々に感謝したい」と述べた。

北朝鮮はワームビア氏が食中毒の症状を見せた後、意識不明の状態になったと明らかにしたが、送還されたワームビア氏に対する検査を実施した米オハイオ州シンシナティ大学病院側は「食中毒と関連がある証拠は見つからなかった」と明らかにした。

ワームビア氏はバージニア大学在学中だった昨年1月、平壌(ピョンヤン)を観光し、政治宣伝物を盗んだ疑いで逮捕され、15年の労働教化刑を言い渡された。