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『カップヌードル煙突』蒸気の下で作っているのは… 関東工場の遊び心、日清に聞く 他県では高架水槽も

6/20(火) 6:50配信

withnews

 カップヌードルで知られる日清食品の関東工場(茨城県取手市)が、ネット上で話題になっています。注目を集めているのは工場に設置された「煙突」。先端部分に巨大なカップヌードルのオブジェのようなものが取り付けられていて、蒸気が出る様子がまるで3分待ってフタを開けたときのように見えるのです。いったい何のために設置したのか? 日清食品ホールディングスに聞きました。

【写真】煙突の拡大画像はこちら。工場の製造ラインや、幻の「生カップヌードル」「カップヌードウ」画像も

ツイッターで話題に

 今月7日、ツイッターに投稿された関東工場の画像。

 煙突の先端部分にカップヌードルのオブジェのようなものが設置されていて、蒸気が上がっています。まさに、カップヌードルにお湯を注いで3分待ち、フタを開けたときに出る湯気のように見えます。

 この投稿に対して、「これは、可愛い」「近場なら見に行きたい」「湯気が出ていると嬉しさ倍増」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万1千を超えています。

 いったいいつから設置され、どんな狙いがあるのか? 日清食品ホールディングスの広報担当者に話を聞きました。

広報担当者に聞きました

 ――煙突にカップヌードルがついたのは、いつですか

 「1983年です」

 ――大きさはどれくらいですか

 「高さは6m、カップ上面の直径5.4m、カップ底面の直径3.6mと巨大です。素材は鋼板です」

 ――取り付けた狙いは

 「カップヌードルの工場だと一目でおわかりいただくため、象徴として作られたものです。当時の記録が残っていませんので確かなことはわかりませんが、『カップヌードルから湯気が上がっているように見える』という遊び心もあったと思います」

 ――関東工場で生産している主な商品は

 「カップヌードルや日清のどん兵衛など、弊社のインスタントラーメンの製品です」

 ――あの煙はカップヌードル製造に関連するものですか

 「カップヌードルに限らず、インスタントラーメン全般の製造において、麺を蒸気で蒸す工程や、蒸した麺を油でフライする工程において水蒸気が発生しています。白く見えるのはこの蒸気です」

他の工場は

 ――蒸気が出ている状態はいつ見ることができますか

 「工場でインスタントラーメンの製造を行っている平日の日中、ほぼ毎日ご覧いただけると思います」

 ――他の工場にも同様のものはありますか

 「煙突はこの関東工場だけですが、滋賀工場と下関工場、そしてグループ会社の札幌日清には『カップヌードル型の高架水槽』があります。これらもほぼ同じ大きさです」

 ――話題になったことについては

 「30年以上も前に作ったもので、我々にとっても空気のような存在でしたが、このたび話題になり、驚きながらも大変嬉しく思っています」

最終更新:6/20(火) 6:50
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