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18-34歳の8割弱が「ながら運転」 事故が増加傾向 米国

6/20(火) 6:10配信

ZUU online

危険運転行為を含む「ながら運転」が最も多いのはミレニアル世代(18歳から34歳)で、77%が運転中に飲食やメイク、インターネットなどをしていることが分かった。

米国で自動車事故により死亡した3万5092人中、3477人が「ながら運転」の犠牲者であること(全米州議会議員連盟2015年調査)を考慮すると、リスクに対する認識が著しく欠けている運転者が多いことがわかる。

また自動車保険加入の際に偽りの申告をする確率も、ほかの世代に比べて2倍多いという。

■運転中の飲食、身支度、インターネット利用は当たり前?

この調査は金融情報サイト「NerdWallet」が2017年5月、2000人の米運転者(18歳以上)を対象に実施したもので、総体的に67%、ミレニアル世代の77%が「ながら運転」をしていると認めた。

運転をしながら「飲食している(58%)」パターンが最も一般的で、「(メイク、髭剃り、ネイルケアなど)身だしなみを整えている(10%)」「後部席の子どもの世話(9%)」「タブレットやノートパソコンの利用(7%)」など、運転に集中していない。

中には「洋服を着替えている(5%)」「飲酒(4%)」「クルーズ・コントロール(運転速度を一定に保つ装置)に任せて、足を窓から外に伸ばしたりダッシュボードに投げ出している(3%)」「楽器を弾いている(1%)」という無謀極まりない運転者もいる。

「ながら運転」が原因で事故を引き起こした運転手のうち、9%が15歳から19歳と非常に若い。

■ 22歳から37歳の3割が交通違反

規制によって一時期よりは減ったものの、運転中のスマホ利用も少なくはない。それが原因で「危うく事故を起こしそうになった」運転者は、過去1年間で13%。ミレニアル世代は18%にものぼる。

「携帯での会話(87%)」「GPSの利用(54%)」「SMSメッセージの送受信(38%)」「写真や動画の撮影、eメールの送受信(19%)」「SNSの観覧・投稿(13%)」「動画の観覧(9%)」「ゲーム(5%)」などだ。

米信用調査会社、トランス・ユニオンの調査 からは、信号無視やスピード違反といった交通違反の多い世代は、22歳から37歳の運転手(27%)であることも明らかになった。38歳から52 歳(16%)や53歳から71歳(8%)の層と比較すると、その差は歴然としている。

■保険加入で嘘をつきやすいのはミレニアル世代の男性?

自動車保険加入の際に偽りの申告をするのも、ミレニアル世代に多く見られる特徴のようだ。また男性(12%)と女性(7%)の割合にも差が出る。

「走行行離を短めに申告する(40%)」「記名被保険者を偽る(20%)」「使用目的を偽る(20%)」「普段は路上駐車しているが、車庫に入れていると偽る(11%)」といった虚偽申告の割合が、35歳以上は8%であるのに対し、ミレニアル世代は16%と2倍になる。

また全世代を通して「水増し請求」も珍しくはない。自動車保険加入者の23%が「何らかの損害請求をした経験がある」と答えており、そのうち7%が「事故以前から気付いていた故障や傷も含めて請求した」など、正直に申告していない。

トランス・ユニオンのヴァイス・プレジデント、ジェフ・レイノルド氏 は、ミレニアル世代による「ながら運転」が年々増加傾向にある点に警告を発している。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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最終更新:6/20(火) 6:10
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