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下田市民、死亡米兵悼む イージス艦 黒船祭で来航

6/20(火) 7:52配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 伊豆半島沖で17日未明にフィリピン国籍のコンテナ船と衝突した米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルドは、下田市で開かれる日米親善の「黒船祭」に2回派遣されていた。同市の関係者からは19日、事故の犠牲となった同艦乗組員を悼む声が寄せられた。

 5月の黒船祭には例年、横須賀基地(神奈川県横須賀市)の派遣艦が訪れ、乗組員が公式行事に参加したり、下田市内の小中学校を訪問したりしている。2001年の米同時多発テロ以降、派遣艦の一般公開は行っていないが、市や県、地元経済界の代表が艦内の昼食会に招かれている。

 市観光交流課によると、同艦は05年と13年に来航した。今年も参加予定だったが、国際情勢などで別の艦に代わった。黒船祭に携わる市内の観光業の男性(57)は「乗組員は一般市民とも気さくに交流してくれる。7人もの尊い命が失われたのは残念」と悔やんだ。

 福井祐輔市長は、横須賀基地に哀悼文を送るという。13年当時に市長だった楠山俊介さん(63)は「艦長の案内で艦内を見学し、とても友好的だった」と振り返り、「亡くなった7人の冥福を祈るとともに、負傷した乗組員にお見舞いを申し上げたい」と話した。

静岡新聞社