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FIT比率75%、コープみらいが336万人の組合員に電気小売り開始へ

6/20(火) 7:25配信

スマートジャパン

FIT電気比率が高いメニューなどを提供

 日本最大の組合員をもつ生活協同組合が電気小売り事業に参入する。コープみらいは、2017年秋に「コープデリでんき」として組合員に電気小売を開始すると発表した。

 コープみらいは持続可能な社会を目指す立場から、再生可能エネルギーの創出・調達と事業所での利用を通じてCO2排出量を削減するとともに、336万人の組合員に再生可能エネルギーによる発電比率の高い電気を供給する準備をこれまで進めてきた。

 コープデリでんきで提供するのは「FIT電気メニュー」と「ベーシック電気メニュー」の2種類だ。FIT電気メニューは、再生可能エネルギーで発電されたFIT電気比率約75%の電気を、地球クラブの取次ぎとして供給する。地球クラブは2015年4月から事業活動を開始した日本生協連の子会社。全国の生協施設の太陽光発電パネルや、提携発電所から発電される再生可能エネルギー(太陽光、木質バイオマス、風力など)を中心に調達している。ベーシック電気メニューは、FIT電気比率約30%の電気をエネサーブから調達し、家計への貢献を重視したリーズナブルな料金体系で提供するという。

 電気料金は40A契約、1カ月使用電力量が400kWh(キロワット時)の場合の試算で、従来の電気料金と比較してFIT電気メニューが割引率1.1%、ベーシック電気メニューが同7.6%となる。コープデリでんきの申し込み開始日は2017年7月10日。2つのメニューを合わせて、2019年度末までには8万世帯への供給を目標としている。

 また発電方法由来による電源構成やCO2排出係数など、供給する電気に関する情報を分かりやすく提供し、消費者や組合員が主体的に電気を選べる事業を目指す方針だ。