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中国の超エリート校、清華大で「水泳必修化」 運動許さない激烈な受験戦争 大学側の反論は…

6/24(土) 7:00配信

withnews

 中国の有名大学が「水泳ができないと卒業できない」というルールを打ち出し、注目を集めています。なぜ、そんな「奇妙なルール」が生まれたのか。そこには、中国の苛烈過ぎる大学受験の実情が関係していました。

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総長が爆弾発言「水泳ができないと卒業できない」

 2017年3月、清華大学の「教職員大会」において、邱勇(チュウヨン)総長が「水泳ができないと清華大学を卒業できない」と発言したと報じられました。

 清華大学は、その後の説明で、2017年度から、「水泳ができないと卒業証明書が得られない」ことを公式に認めました。

 大学によると、新入生は入学してまず水泳の試験を受けます。50メートルをクリアできる人は、水泳ができる人と認定され、ほかの単位を取れば卒業はできます。

 泳げない人と判定された人は、水泳の授業に参加しなければなりません。卒業までに50メートルをクリアできない人は、卒業証明書がもらえません。

卒業生には国家主席

 清華大学は中国で屈指の名門校として知られています。

 入学試験は難関で、日本で言えば東大・京大のレベルです。

 一般的には理系と工学部が強いイメージで、技術系の人材が多く、国のリーダーになることが期待されています。
 
 卒業生には、習近平国家主席をはじめ、胡錦濤国家主席、朱鎔基総理、呉邦国政治局員らがいます。

「優秀なのに厳しすぎ」

 そんな名門大学、清華大の水泳必修化に対して、反対の声も出ています。

 「スポーツ重視は分かるが、水泳ができないと卒業できないということは厳しすぎる」
 「清華大に合格した学生は優秀なのに、水泳が習得できないだけで卒業証明書がもらえないのは、おかしい」

 ネットなどでは、たくさんの批判的な意見が投稿されました。

大学側の反論は?

 大学側は批判に対して反論しています。

 「バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形」など、泳ぎは、どれでも構わないそうです。

 また、時間は関係なく、どれだけかかっても、50メートルの距離が泳げればOKにしています。

 例外も設けています。医師から水泳に向いてないと診断された人、持病がある人は、水泳必修化が適用されません。

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最終更新:6/24(土) 7:00
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