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鹿島臨海鉄道、旅客輸送3.9%増 16年度

6/20(火) 15:00配信

茨城新聞クロスアイ

大洗鹿島線を運行する第三セクターの鹿島臨海鉄道(大洗町、玉木良知社長)は19日、2016年度の旅客輸送人員が前年度比3・9%増の218万5千人だったと発表した。同町が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」や、昨季、Jリーグ2冠に輝き、クラブワールドカップ(W杯)でも準優勝と活躍した鹿島アントラーズの集客効果により、定期外運賃収入が大きく増え、営業収益は2・4%増の11億7502万円となった。

新型車両導入による減価償却費の増加などで営業費用が膨らんだものの、経常利益は64万円とし、2期連続で黒字を確保。最終損益は252万円の赤字。

輸送人員のうち、定期外旅客は6・5%増の86万4千人で、前年度と比べ5万3千人増加。定期旅客は2・2%増の132万1千人。うち通学は3・0%増の105万4千人、通勤は1・0%減の26万6千人。

同社は「沿線人口は減少しているものの、スクールバスに流れた学生客が戻ってきたことで、定期利用の落ち込みに歯止めがかかった」とみている。

このほか、全体の貨物輸送量は0・8%増の28万トン。熊本地震や台風の影響で輸送障害があったが、新規顧客の開拓などでほぼ前年度並みとした。 (松崎亘)

茨城新聞社