ここから本文です

<東北高校サッカー>明成圧勝で初制覇 女子

6/20(火) 11:07配信

河北新報

 河北新報旗争奪第59回東北高校サッカー選手権の最終日は19日、盛岡市の岩手県営運動公園陸上競技場で男女の決勝があり、男子は青森山田(青森1)が尚志(福島1)を破って2年ぶり9度目の優勝を果たした。

【東北高校サッカー】青森山田9度目V 男子

 女子は明成(宮城)が桜の聖母学院(福島)を下し初制覇した。(東北高体連、東北サッカー協会、河北新報社主催)

 ▽女子決勝

明成(宮城) 5/2-0/0 桜の聖母学院(福島)

         3-0

▽得点者【明】中村、武田、宍戸、金子2

<終始ボールを支配>

明成が5ゴールで大勝。終始ボールを支配し、シュート37本を放つなど相手を押し込んだ。前半2分に中村が先制ゴール。25分には武田がロングシュートで2点目を決め、後半も金子の2ゴールなどで3点を加えた。

 桜の聖母学院はカウンターの精度を欠いた。

◎自在な攻め得点重ねる

 2試合で計12得点。女子は初出場の明成が攻め抜いて頂点に立った。酒田南(山形)との準決勝は武田の6ゴールなどで7得点し、決勝は4人で5得点。エースの武田が「相手に応じた攻撃ができた」と言う通り、自在な攻めが光った。

 決勝は相手にマークされた武田が下がって攻撃の起点となり、前線に飛び出した選手にボールを供給。自らも遠い位置から積極的にシュートを狙った。2得点の金子は「(武田)菜々子に頼らず、みんなで点を取る意識だった。その方が良いチーム」と言い切る。

 宮城は長らく常盤木学園、聖和学園が2強時代を築いてきた。昨年就任した落合監督は守備で規律を求める一方、攻撃は選手の判断に任せている。個々の力が融合した結果、宮城県大会準決勝で聖和学園を撃破。この大会も攻撃的サッカーで頂点に立った。

 試合後、選手たちが金メダルを指揮官の首に掛けると、落合監督は「重いよ」とうれし涙。追い求めてきた理想のサッカーが形になった喜びにあふれていた。(原口靖志)

<桜の聖母学院・南波主将(5失点で初優勝を逃す)>

「選手20人のうちサッカー経験者は9人だけ。大会を勝ち進むことで団結が強まった。インターハイは初戦突破を目指す」

最終更新:6/20(火) 11:55
河北新報