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弁護士が分析…小出恵介「示談成立」でも逮捕はあるか?

6/20(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 少女(17)への淫行なのか、それとも金銭目的の美人局だったのか――。示談が成立した今となっては真相はヤブの中だが、ひとつ言えるのは、俳優の小出恵介(33)の分別のなさだ。犯罪に甘い芸能界では復帰の目もあるかもしれないが、これが一般社会なら通用しない。
 
■電光石火で示談成立のワケ

 よほど急ぐ理由があったのだろう。未成年少女との淫行により活動停止中の小出が、少女側と10日に示談が成立していたことを発表した。

 小出の淫行疑惑を写真誌「フライデー」が報じたのが9日。それからわずか1日での電光石火の示談成立は、小出側の逮捕を避けたいという思惑がありありと見て取れる。実際、スポニチの報道によると、小出はマネジャー同席で少女と話し合いをした際、「小出から一切の金銭を受け取っていない」「暴力もなかった」という内容の書面に署名させているという。これが事実なら大きなミソで、青少年健全育成条例違反や準強姦罪等を避ける狙いがあったと推測される。

「大阪府の青少年育成条例は、〈青少年に金品などを渡して、または約束して性行為やわいせつ行為を行うこと〉〈青少年を威迫し欺き、困惑させて性行為やわいせつ行為を行うこと〉を犯罪要件に規定し、違反した場合、2年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます」(「市川船橋法律事務所」の高橋裕樹代表弁護士)

 買春でも脅してもいないと言いたいわけだ。

 さらに小出には、「未成年者飲酒禁止法」の疑いも残る。もし未成年者が飲酒していた場合、それを見た大人(親権者や監督代行者)は制止する義務があるのだ。

 では、小出が逮捕される可能性はあるのか。

「示談が成立し、さらに現時点で大阪府警が事情聴取をしていない事実をみると、逮捕まではいかない可能性が高いと言えます」(高橋弁護士)

 ただ、高橋弁護士が問題視するのは、分別ある成人男性が酔った上とはいえ、年端もいかない未成年女性と関係を持ったこと。本来なら、夜遅くまで遊び歩く少女をいさめなくてはいけない。フライデーには、避妊せずに5度も性行為を強要されたという少女の生々しい証言も掲載されている。小出の33歳という年齢を考えれば、あまりに知的レベルが低い。
 
■消えない「美人局」疑惑

 その一方で、今回は少女側による美人局事件だとする意見も出ている。

 少女側は全面否定しているが、「口止め料として500万円を要求された」という一部報道があり、小出は被害者という臆測だ。百歩譲ってそうだとしても、小出は大阪府警に被害を訴えればいいのであって、それをしない時点で美人局という線はなくなる。

 もっとも、著名人を狙った美人局事件が過去にあったのは事実。最近では、タレントの長井秀和が滞在先のフィリピンで日本人に声をかけられ、フィリピン女性と性行為に及んだとして、計1100万円を男性グループに脅し取られた事件があった。