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島根ワイナリーで「デラウェア」ワインの仕込み作業始まる

6/20(火) 7:55配信

産経新聞

 島根県特産ブドウ「デラウェア」を使ったワインの仕込み作業が19日、島根県出雲市大社町の島根ワイナリーで始まった。空梅雨気味の今シーズンは、降雨が少ないためブドウの味がよいといい、ワインの出来栄えも期待できそう。8月4日にヌーボー(新酒)の販売を始める予定。

 デラウェアは、同県農産物の主力品種。今シーズンの島根ワイナリーでは、これまでに市内の約30農家から計2・3トンのワイン用デラウェアを受け入れ、準備作業を進めてきた。

 この日は、ワイナリー敷地内のワイン醸造館で、神事に続いて仕込み作業を開始。搬送機に次々と投入されたデラウェアは、除梗(じょこう)破砕機で果梗(房の軸部分)が取り除かれ、圧搾機で搾った果汁がタンクに蓄積されていった。一帯には、搾ったブドウの甘い香りが漂っていた。

 島根ワイナリーでは、8月まで計90トンのデラウェアを受け入れ、ワインを製造する計画。

 今シーズンはブドウの出来がよいため、生食用に回る分が増え、ワイン用の量は昨年分をやや下回りそうだという。

 デラウェアの仕込みが終わると、9月頃からは赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA」、白ワイン用の「甲州」の受け入れが始まる。こちらのヌーボーはいずれも10月下旬の発売となる見込み。

 島根ワイナリーでは「生産者が丹精込めて作ったブドウを、おいしいワインに仕上げたい」と話していた。

最終更新:6/20(火) 7:55
産経新聞