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交流戦ソフトバンク3連覇 セ・パ“実力差”なぜ埋まらない

6/20(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「セ主催試合では投手が打席に立つので、本来交流戦はセ有利、パ不利のはずなんですが……」

 こう話すのは、評論家の山崎裕之氏だ。

 18日、ソフトバンクが広島を下し、交流戦3連覇を達成した。これにショックなのが、セ・リーグだろう。

 現在のソフトバンクは昨季2ケタ勝利をマークした先発3本柱に加え、内川、デスパイネの4番、5番コンビも負傷し、一軍にいない。飛車角どころか金銀落ちのソフトバンクを止められず、セの首位広島が最後の最後でトドメを刺された。そんな強敵も、パでは楽天の後塵を拝する2位。セ・パの実力差は開く一方だ。

■リーグ対抗戦成績は珍しく拮抗したが……

 05年に始まった交流戦は今年で13年目。うち、セが勝ち越したのは09年のたった一度しかない。今季は珍しく、最終戦の段階でセにも逆転の目はあった。この日の6試合を残して、セは49勝、パは52勝。つまり、セが5勝1敗以上なら09年以来となる勝ち越しだったが、広島、阪神、ヤクルトが敗れたことでそれもついえた。

 冒頭の山崎氏が言う。

「DeNAのラミレス監督は、『パは強いボールを投げる投手が多い。セはチームに1人か2人くらい、そうした投手がいる。しかし、パは150キロを投げる投手がチームに3人も4人もいる』と話していた。その理由のひとつはDH制度でしょう。パの投手は打席の負担がなく、そもそも打撃を考える必要もない。自分の投球に没頭できるとあれば、速球派投手はセのそれ以上に力強いボールをガンガン投げられる。当然、打者もレベルアップしなければ、彼らを打てない。そうした相乗効果があります」

 さらに山崎氏が続ける。

「打者に関して言えば、パはあまり選手のフォームをいじらず、『長所を伸ばす』傾向が強い。これも攻撃に野手を9人使えるDH制ならではの余裕でしょう」

 来年の交流戦もセは逆立ちしてもパに勝てそうもない。

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