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産業力の強化重要 浜松市長講演 21世紀倶楽部

6/20(火) 7:53配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市中区のプレスタワーで19日開かれた静岡新聞社・静岡放送21世紀倶楽部の記念講演会で、鈴木康友市長は人口減少社会の中で市の持続的発展を目指す上で、「産業力の強化が最も重要」と強調し、ベンチャーや中小企業の支援、新エネルギー政策、多文化共生などの推進に強い意欲を示した。

 鈴木市長は、市内の大手企業が海外での生産比率が高くなっている現状に触れ、「中小企業の仕事を減らさないよう海外ビジネスへの展開を支援することが重要」と語った。農林業については「稼げる産業に強化すれば、おのずと後継者不足は解消される」とし、6次産業化や国際認証FSC材の販路拡大に注力する姿勢を示した。

 エネルギー政策では、再生可能エネルギーと自家発電設備による電力自給率を2030年度に20・3%(16年度13・6%)に高める目標を掲げた。その上で、「市内にバイオマスの発電所を2基造る計画を進めている。完成すれば一気に30%ぐらいになる」と語った。バイオマス発電所の導入候補地には、北区の第3都田地区工業団地を挙げた。

 ブラジル人をはじめとした外国人住民の活用の重要性にも言及し、「政府は移民政策を行わないとしているが、既にさまざまな形で受け入れているのが実情。外国人の活力を生かせるようにしてほしい」と注文を付けた。

静岡新聞社