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ハマボウ植栽、防災林へ 西伊豆で津波減衰 静大生ら

6/20(火) 8:22配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 西伊豆町の安良里漁港内の砂嘴(さし)が広がる堤防で18日、地元住民や静岡大の学生らがハマボウの苗の植栽を行った。同所に植生するハマボウの数を増やし、防災林として津波の減衰効果を持たせる。

 10年ほど前から同町でハマボウの調査を行っている同大防災総合センターの増沢武弘客員教授(植物生態学)が植栽方法を指導した。増沢客員教授がハマボウを持ち帰り、2、3年かけて挿し木や種子から育てた30センチから1メートル50センチの苗60本を用意。参加者約80人は地面を掘り返して植えた。

 漁港周辺で4年かけて数を増やす計画という。増沢客員教授は「ハマボウの自然群落があるのは特別な環境。増やすことで防災につながる」と意義を話した。

 ハマボウは海水の影響を受けず、根は地中の石を巻き込んで張るため、津波に耐える力を持つ。夏には黄色の花をつける。

静岡新聞社