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京都の百貨店、実質下げ止まり 5月売上高は0・4%減

6/20(火) 22:50配信

京都新聞

 京都百貨店協会が20日発表した京都市内4百貨店の5月の売上高は、前年同月比0・4%減の187億2700万円だった。14カ月連続の前年割れだが、大阪にあるジェイアール京都伊勢丹の系列店が一部閉鎖したためで、実質的には下げ止まっている。訪日観光客の消費や衣料品の販売が回復基調にある。
 部門別で見ると、衣料品は0・1%増。好天が続いたことから夏物の衣服や、日傘や手袋といった夏用の洋品が好調だった。雑貨は8・0%増。特に化粧品は、訪日観光客の購買が活発で、16・7%と大幅に伸びた。
 食料品は4・3%減。JR大阪駅ビル内の商業施設「ルクア1100」の系列店舗の一部閉鎖に伴い、ジェイアール京都伊勢丹が11・6%減となったことが響いた。鮮魚の食中毒問題が広く話題となったことで、生鮮も全体的に不調だった。
 訪日客の消費は堅調を維持しており、前年に比べて売り上げが倍増した店舗もあった。購入は化粧品などの低価格品が中心だが、衣料品にも買い回りが広がっている。
 国内客の消費も底打ち感が強まっているが、反転にはまだ力強さを欠くとの指摘もある。百貨店幹部は「店それぞれが集客力をあげるだけでなく、地域全体で人を呼び込む取り組みも大切」としている。
 6月は10日までの売り上げが6・3%増。梅雨入り後も晴れの日が続き、来店客数や夏服の売り上げが順調という。
 4百貨店は大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹はルクア1100内に入居する系列店舗の売上高を合算した。

最終更新:6/20(火) 23:00
京都新聞

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