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天皇即位「京都でご大礼は困難」 立石商議所会頭

6/20(火) 23:00配信

京都新聞

 天皇陛下退位後の皇室と京都のかかわりについて議論する「京都の未来を考える懇話会」が19日開かれたことを受け、メンバーの一人である京都商工会議所の立石義雄会頭は20日の定例会見で、「ご大礼を京都で行うのは準備期間から見て難しい」と述べ、即位の礼、大嘗祭(だいじょうさい)ともに京都での実施は困難との認識を示した。今後のポイントに京都とゆかりの深い宮中行事の復活を挙げ、7月初旬の次回会合で議論の最終的な方向付けをする意向を表明した。
 今上天皇が皇位を継承した1989年には、当時の故塚本幸一京商会頭が中心となり、京都での大嘗祭の実施を要望した経緯がある。立石会頭は「京都府民、京都市民にとっても京都でのご大礼は長年の悲願」としながらも、「儀式の場所の確保や万全の警備体制など、ハードとソフトの両面で課題がある」と語り、現実的には難しいとした。
 今後の議論の方向性をめぐっては「皇室の方々に京都にお越しいただく機会を増やすために、京都と関係の深い皇室行事の復活を提案してはどうか」との見解を示し、皇族の滞在を増やす方法や、全国的な理解を得る取り組みの検討を挙げた。

最終更新:6/20(火) 23:12
京都新聞