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埼玉県会開会、小松教育長の就任同意 知事「感謝したい」

6/20(火) 7:55配信

産経新聞

 県議会6月定例会が19日に開会し、4月から空席だった県教育長に文部科学省出身の小松弥生氏(58)を充てる人事案が本会議で同意を得た。同日付で就任し、2カ月半に及んだ教育長の空席がようやく解消された。任期は3年。

 小松新教育長は同日、県庁で記者団に「みなさんの期待に応えたい。今後は社会教育と生涯学習、学校との連携に力を入れたい」と抱負を語った。

 小松氏は広島県出身で、昭和56年に旧文部省に入省し、平成2~4年に県教育局に出向。静岡県掛川市や仙台市の教育長を務めた。28年12月に文科省研究振興局長を最後に退官した。

 県は2月定例会で新教育長の人事案を提出したが、自民党県議団が「教育制度の見直しにより教育長が委員長職を兼任し権限が強まる」として慎重な審査を要求し、継続審議となった。その後、5月24日の文教委員会で小松氏が所信表明を行い、人事案を全会一致で同意した。

 上田清司知事は19日、県庁で記者団に「まずはほっとした。開会日に同意していただき、感謝したい」と述べた。自民党県議団の小島信昭団長は「慎重な議論をしたが、これから埼玉の特色を生かして、他県にはない取り組みを行ってほしい」と語った。

 同日の定例会では、29年度一般会計当初予算を約2億5281万円増額する補正予算案など7議案が提出された。

 また東京五輪・パラリンピックの経費について、県が負担しないとする決議案が提出され、民進党・無所属が反対したが、賛成多数で可決した。

 会期は7月7日までの19日間。各会派の代表質問や一般質問は今月23日、26~29日に行われる。

最終更新:6/20(火) 7:55
産経新聞