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<国蝶>オオムラサキが羽化 紫の羽、鮮やかに 奈良

6/20(火) 11:27配信

毎日新聞

 日本の国蝶(こくちょう)・オオムラサキが奈良県橿原市の市昆虫館で羽化し始めた。昨年5月に67歳で急逝した同市のアマチュア研究者、秋山昭士さんが自宅で育てていたものを、弟子で会社員の林太郎さん(33)=同市=らが同館で飼育してきた。今年から一般にも公開している。

 オオムラサキは東アジアに生息。体長は10センチ超にもなり、雄は紫色の羽が鮮やかだ。秋山さんは1980年代に開発などで生息域が減る中、当時不可能とされた人工での大量繁殖に成功。毎年5000匹近くを羽化させていた。

 同館の「オオムラサキハウス」では1000匹余りが羽化を始めているが、さなぎの状態のものもいるため羽化に立ち会える可能性もある。昆虫館(0744・24・7246)。【矢追健介】

最終更新:6/20(火) 11:27
毎日新聞