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籠池氏会見「手法に強烈な違和感」 朝までの捜査を批判

6/20(火) 10:24配信

朝日新聞デジタル

 学校法人森友学園による補助金不正受給疑惑で、大阪地検特捜部の家宅捜索を受けた同学園の籠池泰典・前理事長(64)が20日朝、大阪府豊中市の自宅で急きょ会見した。安倍晋三首相による19日夕の会見が終わった直後に始まり、20日早朝まで続いた捜査について、「国策捜査だから何でもできるんやな」などと批判した。

【写真】学園事務所がある塚本幼稚園の家宅捜索を終え、押収品を運び出す大阪地検特捜部の係官=20日午前6時4分、大阪市淀川区、荻原千明撮影

 20日午前8時すぎ、一部の社を除く報道陣約20人を自宅に招き入れると、籠池氏は文書を読み上げた。捜索容疑が、小学校建設をめぐる国の補助金と障害のある園児数に応じて支払われる府の補助金の不正受給だったとして、「行政当局、関係者各位との協議のなかで進めた話であり、捜査によって全容が解明することを期待したい」と述べた。

 また、「小学校予定地の取得など、いわゆる森友疑惑の『本筋』については今回、容疑がかかっておりません。本筋の立件になれば、安倍総理夫妻も捜査対象にせざるをえないと認識している」とした。

 さらに、学園事務所がある塚本幼稚園(大阪市淀川区)の捜索が始まったのが首相会見終了から約30分後だったことについて、「捜査手法に強烈な違和感を覚えている」と語った。

朝日新聞社