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米軍、嘉手納旧駐機場に別部隊 地元「合意違反」と反発

6/20(火) 11:05配信

朝日新聞デジタル

 騒音や排ガスの悪臭問題を受けて使わなくなった米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の旧海軍駐機場を、別の部隊が使いはじめた。地元は「合意違反だ」と反発している。米軍は「日米合同委員会で使用が認められている」と主張するが、日本政府は否定し、主張がくいちがっている。

 旧駐機場は嘉手納町の住宅地から約50メートルの場所にある。騒音や悪臭が問題になり、1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で「海軍航空機の運用と支援施設を海軍駐機場から主要滑走路の反対側に移転する」と決まり、1月に移転した。

 しかし、在韓米軍基地所属のU2偵察機部隊が、嘉手納に5月末に飛来。旧駐機場を使い始めた。嘉手納町議会は7日に抗議決議を全会一致で可決した。

 在日米軍司令部は、朝日新聞の取材に「09年の日米合同委員会は、必要な運用に応じて(旧駐機場を)使用することに同意している」「SACOの騒音削減の意向に沿うものだ」と文書で回答。使用は今後も問題ないとの認識を示した。

朝日新聞社