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<西武>小さな脇役、大きな存在に…身長163センチ・水口

6/20(火) 14:00配信

毎日新聞

 身長163センチ。12球団の支配下登録選手で最も小柄な男がしぶとい打撃や堅実な守備で評価を高めている。プロ5年目の西武・水口大地内野手(27)だ。「いつも必死。今年はチャンスをもらっているので結果を残す」と意気込んでいる。【谷口拓未】

 今季は25試合に出場。主に守備固めや代走で起用されているが、25打席で打率3割6分と好打の片りんも見せており、橋上野手総合コーチは「守れて走れて、いい打撃と、出せばそつなくこなす。幅広く使える選手だ」と評価する。

 長崎県出身の水口は大村工業高(長崎)卒業後、四国アイランドリーグplus香川などでプレーした。香川1年目には肘の故障を理由に契約解除され、「練習生」となって、チームマスコットの着ぐるみに入ったこともある。この時期に徹底して走り込んだ結果、脚力が養われたという。そして、再契約を結んで迎えた2季目の2012年には盗塁王に輝き、同年の育成ドラフト1位指名を受け西武入りした。

 「大きい人に負けたくないとやってきた。小さくなかったら、逆にここまで練習できなかったし、プロにもなれていなかったと思う」と水口。15年7月に支配下登録され、昨季は20試合に出場した。育成選手として入団した新人が1軍の試合に出場したのは球団史上初めてだった。

 ここまで水口が守備に就いた二塁と三塁は浅村、中村と西武の主軸が守り定位置争いは厳しい。強打の2人とは違った個性の水口に橋上コーチは「バイプレーヤーでチームに他にいないタイプ。特徴を出し続けてほしい」と求め、水口は「相手にとってうるさい打者になりたい」。まずは名脇役としてチームに欠かせない存在を目指していく。

最終更新:6/20(火) 14:00
毎日新聞

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