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日本画で万葉の世界に 万葉文化館で蔵品展 奈良

6/20(火) 7:55配信

産経新聞

 明日香村の万葉文化館で、万葉日本画を紹介する館蔵品展「万葉の世界を旅する」が開かれている。作品制作前に描かれた下絵図も並び、制作過程の一端を知ることができるという。7月2日まで。

 同館は、日本画家154人に制作を依頼した万葉日本画のコレクションを収蔵。今回はうち36人の作品計91点を並べた。松尾敏男さんの「鶴鳴きわたる」は、潮が満ちてきた海辺から鶴が飛び立とうとする光景をダイナミックに表現した作品。小西國葉(こくよう)さんの「雅曲(がきょく)」は天女がハープのような楽器「箜篌(くご)」を奏でる様子を繊細に描写している。

 「斑鳩の大好きな風景を描いた」という林功さんの「万葉懐風」は、下絵図に寺院とともに描かれた少女の姿がなくなっており、制作過程での心境の変化がうかがわれるという。

 このほか三輪敦子さんの「大伯(おおく)皇女」や、万葉の少女を描いた青山亘幹(のぶよし)さんの「刻(とき)」なども。24日午後1時からは「東アジア比較文化国際会議」も開催され、名誉館長の中西進さんらが講演する。聴講無料で、事前申し込み不要。問い合わせは万葉文化館(電)0744・54・1850。

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 産経新聞奈良支局は、「万葉の世界を旅する」展の招待券を、ペアで20組にプレゼントします。応募は、はがきで。郵便番号、住所、氏名、年齢を記入し、〒630-8283 奈良市油留木町44の2 産経新聞奈良支局「万葉の世界」係へ。25日までに必着。応募多数の場合は抽選。招待券の発送で発表に代えます。

最終更新:6/20(火) 7:55
産経新聞