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謎の気球の正体は? 乾電池にハングル

6/20(火) 19:12配信

毎日放送

 19日、滋賀県大津市の街路樹に「不思議な気球」引っかかっているのが見つかりました。先にはタイマーのような装置がついていて、中に入っていた乾電池にはハングルが書かれていました。こうした謎の気球がいま、全国各地で見つかっているようです。いったい誰が何をするために飛ばしたのでしょうか?

 見つかった気球は全長7メートル、直径約2.5メートル。ビニール製で、タイマーのような黒い箱がひもでつなげられていました。その中にはハングルが書かれた乾電池。韓国メーカーのものです。さらに箱の先には点滴袋のようなものも。

 19日、大津市の国道沿いの街路樹に引っかかっていたというこの気球。実は同じようなものが全国各地で見つかっています。今年1月に静岡で見つかった気球(全長約10メートル)にも、やはりビニール袋と黒いタイマーが…そして宮城(去年11月)、福島(今年4月)で見つかった気球もよく似ています。誰が何のために飛ばしたのでしょうか?

 「南(韓国)の北朝鮮の打倒を目指す団体が北朝鮮向けに宣伝をする。そこには食料を入れたりチラシを入れたりするが、それが流れて日本についてしまったというものだと思います」(朝鮮半島情勢に詳しい 同志社大学 板垣竜太教授)

 どうやら気球は、韓国の民間団体が北朝鮮住民に向けて金正恩政権打倒を呼びかけるチラシを届けるために飛ばしたもののようだといいます。そして…

 「タイマーであることは間違いなくて、ここにチラシが入っていたのは考えられない。『水素ガス』ですね。少し膨らみを増すとか、落ちる時間を調節するためのものか」(板垣竜太教授)

 次々と日本に飛んでくる謎の気球。その背景には朝鮮半島の複雑な政治状況が見え隠れしています。

毎日放送

最終更新:6/20(火) 19:34
毎日放送