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<小型船座礁>船長を書類送検 金塊密輸で使用 八戸海保

6/20(火) 18:11配信

毎日新聞

 青森県東通村の浅瀬で小型船を座礁させたとして、八戸海上保安部が船長の斎藤靖昭容疑者(49)=長崎県壱岐市=を業務上過失往来危険容疑で書類送検していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は9日付。捜査関係者によると、この船は佐賀県唐津市の港で金塊とみられる約206キロの積み荷が密輸された事件に使われた船で、斎藤容疑者は座礁した現場付近で試運転をしていたという。

 書類送検容疑は、昨年11月2日、東通村の尻屋岬港から約500メートルの浅瀬で、小型船「第36旭丸」を座礁させたとしている。捜査関係者によると、斎藤容疑者は同年8月に船を購入したばかりで、ほかに2人が乗っていたがけがはなかった。

 佐賀県での密輸事件では、斎藤容疑者を含む9人が関税法違反(無許可輸入)容疑で逮捕されている。

 漁業関係者によると、斎藤容疑者は昨年10月ごろ、「南方でマグロ漁やイカ漁をやるので船を整備したい」として、尻屋岬港に近い野牛漁港に第36旭丸を陸揚げしていた。座礁事故後、船は同港に戻り、今年3月ごろまでとどまっていたという。船には網を巻き上げる漁具がついておらず、密輸のために改造をしていた可能性がある。【北山夏帆】

最終更新:6/20(火) 19:54
毎日新聞