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<米中ハイレベル協議>北朝鮮問題で難航か 21日初会合

6/20(火) 18:30配信

毎日新聞

 【ワシントン福岡静哉】米国と中国は21日、4月の首脳会談で設置を決めた外交・安全保障に関するハイレベル対話の初会合をワシントンで開く。トランプ米政権は、核ミサイル開発を加速する北朝鮮に対する圧力を強めるよう中国に要求する考えだ。中国側は北朝鮮への過度な制裁には慎重で、協議は難航も予想される。

 米国からティラーソン国務長官、マティス国防長官が参加。中国は外交を統括する楊潔篪(ようけつち)・国務委員、中国人民解放軍の房峰輝(ぼうほうき)・総参謀長が出席する。

 米国務省のソーントン次官補代行(東アジア・太平洋担当)は19日の電話会見で「中国は北朝鮮の経済活動を手助けしている。国連安全保障理事会の制裁決議を履行するため、中国がさらなる行動を取ることが重要だ」と強調した。だが中国側は「朝鮮半島の核問題は対話によって解決すべきだ」(中国外務省の陸慷(りくこう)・報道局長)との立場を崩していない。中国は米国に、北朝鮮との直接対話も促す考えとみられる。

 米中間では軍航空機同士の異常接近が頻発しており、偶発的な衝突を回避するための危機管理メカニズムの構築に向けても協議する。

最終更新:6/20(火) 18:30
毎日新聞