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<栃木・男体山>活火山に追加 噴火予知連絡会

6/20(火) 20:42配信

毎日新聞

 気象庁は20日、栃木県日光市の男体山(標高2486メートル)を活火山に加えると発表した。同日に開催された火山噴火予知連絡会(会長=石原和弘・京都大名誉教授)で決まった。これにより、監視が必要な国内の活火山は111になった。

 ◇111番目の活火山

 男体山の最後の噴火はこれまで1万年以上前とされていた。しかし、約7000年前に噴火した痕跡があるとする研究成果が示されたため、気象庁が活火山の定義としている「おおむね過去1万年以内に噴火した火山」に当てはまると判断した。今のところ噴火の兆候はないという。

 ◇御嶽山「噴火可能性低下」

 一方、予知連は20日、2014年に噴火し、58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)について、「火山活動は静穏化の傾向が見られ、噴火が発生する可能性は低くなっている」と評価した。

 これを受け、気象庁は7月にも火口周辺を調査する方針を明らかにした。地元との協議の上で、噴火警戒レベルを、現在の2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)へ引き下げることを今後検討する。

 御嶽山は14年9月27日に噴火。気象庁はその直後に同レベルを3(入山規制)に引き上げ、15年6月に2に下げた。

 20日の予知連の会合では、会長を14年務めた藤井敏嗣東大名誉教授の退任も決めた。【飯田和樹】

最終更新:6/20(火) 20:42
毎日新聞

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