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シャープ、29日にも東証1部復帰申請 株主総会

6/20(火) 15:09配信

産経新聞

 シャープの戴正呉(たい・せいご)社長は20日に堺市内の本社で開いた株主総会で、東京証券取引所2部から1部への再指定について「今月29日か30日に東証に申請する」と述べ、早期復帰に意欲を示した。昨年8月に台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下入りしてから初めての開催となった今回の総会は、業績悪化への厳しい意見が相次いだ昨年から一転、株主から経営再建と今後の成長に期待の声があがった。

 シャープは平成29年3月期連結決算は本業のもうけを示す営業損益が3年ぶりに黒字化し、業績の回復基調が鮮明になっている。

 総会に訪れた大阪府大阪狭山市の男性株主(69)は「良い方向に向かっている」と評価。一方で、堺市の男性株主(83)からは「業績が回復しやや光は見えてきたが、安心はできない」と慎重な見方もあった。

 総会では、戴社長をはじめ、社外取締役も含めて鴻海グループ出身の取締役を3人から5人に増やすことなどを盛り込んだ人事案が承認され、経営の陣容は一段と鴻海色が濃くなった。

 参加者数は798人(昨年1029人)、所要時間は1時間7分(昨年3時間23分)だった。

最終更新:6/20(火) 15:16
産経新聞