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【宝塚記念】キタサンブラックの1強ムードに待った!牝馬ミッキークイーンが不気味な存在

6/21(水) 6:03配信

スポーツ報知

◆第58回宝塚記念・G1(25日・芝2200メートル、阪神競馬場)

 キタサンブラックの1強ムードが漂う第58回宝塚記念・G1(25日、阪神)だが、果たしてそうか。宝塚記念3勝を挙げる池江厩舎が送り込む唯一の牝馬ミッキークイーンが不気味だ。昨年、単勝1・9倍のドゥラメンテを、8番人気のマリアライトが2着に下したように、1強が負けたケースは珍しくなく、過去4年連続でディープインパクト産駒の牝馬が活躍している。

 紅一点が不気味な存在感を漂わせている。ミッキークイーンは1番人気だったヴィクトリアマイルで7着に敗れたが、ほぼ全レースで手綱を執ってきた浜中の信頼は全く揺らいでいない。「もともと、この馬の適性を考えると、今回の距離はマイル以上に力を出せると思います」

 牡馬相手に走るのは昨年末の有馬記念以来。当時は夏に痛めた左前繋側(けいそく)じん帯の影響を考慮して、栗東・CWコースでビッシリと追ったのは1本のみと攻め切れなかった。しかも、脚質的に楽ではない短い直線の中山コース。厳しい条件のなかでも5着に入った走りを見届けた池江調教師が「牡馬相手でも大きくひけは取らないと思います」と手応えを持つのも納得だ。

 多くのデータが好走を後押しする。昨年まで4年連続で牝馬が3着以内を確保し、すべてディープインパクト産駒。単勝1・9倍のドゥラメンテ(2着)に先着した昨年のマリアライトを始め、ここ3年は〈8〉〈10〉〈11〉〈8〉人気の馬が波乱を演出した。週末にかけて不安定な空模様だが、自身は2走前の阪神牝馬Sを含め阪神の重馬場で2戦2勝と問題なし。さらに、宝塚記念史上最多タイの4勝目を狙う池江厩舎は今春、皐月賞で9番人気のアルアイン、安田記念で7番人気のサトノアラジンと伏兵がG1を2勝。このレースを勝つノウハウを知り、勢いも兼ね備えた厩舎の底力は心強い。

 中間はCWコースでビッシリと2本追い、15日には6ハロン82秒4―11秒4と抜群の伸びで僚馬2頭に3馬身先着した。「今はカイバ食いがすごくいいし、相変わらず動きがいい。ゲートがよくなって、レースに幅が出ています。キタサンといい勝負ができるなら、ここだと思っています」と担当の斉藤助手。1強の図式を打ち崩す、逆襲の時は近い。(山本 武志)

最終更新:6/21(水) 12:44
スポーツ報知

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